部屋探しへ導かれる時期

マジで部屋探しを?「勿論」何故?「理由聞かれる事か?」当然、俺と同居しておきながら、今更。同居、嫌?「うむ。当然」ぐあぁっ、何処に不満?

「全部」全部ときたー。ひでーぜ、あれほど尽くした俺を。「 部屋探しすっからさ。新しいパートナー見つけろ」さりげなく、フラれてね?

「もう無理だよぉ。お前、毎日歯ぎしりはうっせーし、夜は毎度元気過ぎだし、相性合わぬなぁ。最近色々感じ…」ちょ、冗談?お前、好きだって!

「そりゃお世辞」世辞?畜生!部屋探しだぁ?へっ、大切な相方見捨て、冷酷過ぎにも程がある!「まあさ、何言われるのも覚悟。けどほら、自分おらぬ方が良い」

え?「自分、どうしても頼っちゃうから。おらぬ方が幸せかなぁと」馬鹿、んな訳ありません。「部屋探しするよ。君は君で、より素敵な人を見つけ、生涯幸せに暮らせよ」

勝手な事ばっか。畜生、変だ!変過ぎる。ありえねー!好きならずっと一緒、OKじゃん!愛故に離れる?理解出来ぬわ!